理学療法士が行う運動療法と物理療法

理学療法士が行う治療には運動療法と物理療法の2つがあります。


運動療法とは

関節の曲げ伸ばしにより関節の可動範囲を広げたり、バーにつかまって歩行訓練を行うといった体を動かすことで、筋力を増強し、運動の再学習を行う療法です。

具体的には次のようなことを行います。


・筋力強化訓練
  重錘ベルト、ゴムバンド、ダンベル、徒手を用いて筋力を強くする訓練。

・関節可動域訓練
  機械、徒手を用いて固くなった関節の動きを良くする訓練

・歩行訓練
  平行棒、歩行器、松葉杖、T字杖を用いて歩く訓練

・基本動作訓練
  マット、ベッドを用いて寝返り、起き上がり、立ち上がり、
  車椅子への移乗の訓練



・物理療法とは

マッサージや電気、温熱、光線などを用いて痛みを和らげ


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