福祉住環境コーディネーターとは

福祉住環境コーディネーターは、お年寄りや障害をもった人たちが、住みやすい家や環境を提案するアドバイザーです。

他の先進国に比べ、日本では社会のバリアフリー化が遅れていると言われていましたが、近年になって、ようやく駅や公共施設などでのバリアフリーが目に見える形で現れはじめてきました。
しかし、現実には古い住宅では、住宅の構造に不便があるために、お年寄りや障害者が家の中で動くのに不自由したり、せっかくの福祉機器や介護用品を活用できないことが少なくありません。お年寄りや障害者が、階段や浴室で滑ったり、段差でつまづいたりするなどの、住宅内での事故も後を絶えません。

こうした危険は不便を解消するために、福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者のいる家庭の住宅設計やリフォームに関する相談を受け


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